共同研究中間報告会

平成19年度 共同研究中間報告会を実施しました
現在,ゴム支承協会と実施している「寒冷地における橋梁用ゴム支承の性能評価」に関する共同研究について,平成19年6月7日寒地土木研究所内の講堂において中間報告会を実施しました。
 この研究は,橋の耐震性能の向上を図る目的で使用している積層ゴム支承には温度依存性があり,北海道のような−30℃を下回るような地域において性能が変化する積層ゴム支承の低温下での照査方法を確立する必要があることから実施している。
 この照査方法を確立するために各種ゴム支承における低温下の性能に関する温度依存性を実験や解析等により明らかにし,低温下における適用性について検討する必要があり,共同研究者間で研究分担を行い,平成18年度に検討を進めてきた。
 この共同研究中間報告会では,以下の講演内容に示す4つの検討結果を報告した。
 平成19年度には,更なる検討を加え,報告する予定である。

講演内容
1)研究概要と進捗状況(主任研究員 三田村 浩)
2)北海道内各地区におけるゴム支承の温度測定(研究員 佐藤 京)
3)ゴム支承の温度依存性を考慮した試設計(主任研究員 三田村 浩)
4)ゴム支承の試験結果を考慮した,積層ゴム支承の地震応答解析用レオロジーモデルの開発(埼玉大学 奥井 義昭准教授)
5)ゴム支承の温度依存性試験報告他(ゴム支承協会 今井 隆技術委員長)


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中間報告会の様子
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佐藤からの報告              三田村からの報告
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奥井准教授からの報告        今井技術委員長からの報告



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