平成19年度 寒地土木研究所 一般公開が終わり当日の様子を紹介します | ||
平成19年7月6日より7日の2日間で行われた一般公開の様子を写真で紹介します。
今年の公開テーマは,「来て,見て,触って,土木を知って!!」でした。 寒地構造チームでは,そのテーマにピッタリな「渡ろう石橋,作ろう紙橋」というチームテーマを掲げ,体験型の公開が出来るよう準備し,当日を迎えました。 来所頂いた皆様に日頃の研究成果のみならず,日常利用されている橋や覆道等にどのような工夫がされ,どのように造られているのかなど,普段は知ることの少ない秘密にふれていただけたと信じております。 準備しました体験型公開内容は,以下の4項目です。 【みんなが渡れる,EPS(発泡スチロール)のブロックで組み上げたアーチ橋】 【渡ると光がついてくる,模型吊り橋】 【地震で観測された記録を使って,過去に発生した大きな地震の揺れを擬似体験】 【みんなが作る紙橋(はがき橋)の耐力測定】 毎年,多くの方に参加頂いている【地震で観測された記録を使って,過去に発生した大きな地震の揺れを擬似体験】は,今年も多くの方に参加して頂きました。未だ,大きな揺れを経験したことがない子供達の素直に「怖い」と言う声を聞くことができ,国民の安全・安心を確保する上で,重要な研究に従事していると再確認でき,研究を進める大きな力を頂ました。 4つ目の【みんなが作る紙橋(はがき橋)の耐力測定】は,初の試みで,橋のことを楽しく知ることが出来る体験として準備したものです。 このコーナーでも,大人の方から子供達までの幅広い方から参加を頂きました。 この体験では,チームで準備したはがきを1模型当たり2枚まで使用して,出来るだけ強い紙橋を作って,どのくらいの重りをぶら下げても壊れずに耐えられるか,コンテストを行いました。 下に示した写真は,公開当日の様子です。 免震構造に関する説明を行う今野主任研究員(左側) 渡れる大型模型のEPSアーチ橋 小型模型EPSアーチ橋で仕組みを確認 説明をする石川上席研究員(右側) EPS(発泡スチロール)で作ったアーチ橋を体験 吊り橋を渡って力の分散を自分の体重で体験している学生 紙橋(はがき橋)の製作状況 紙橋(はがき橋)の耐力測定状況 |
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