研究員 角間恒が第60回構造工学シンポジウム「論文賞」を受賞 | ||
当研究所寒地基礎技術研究グループ寒地構造チームの研究員 角間 恒は、平成26年4月25日〜26日に開催された構造工学シンポジウムで発表した、下記の論文により論文賞を受賞しましたのでここに紹介致します。
角間 恒(共著者;岡田 慎哉(寒地土木研究所)、久保 圭吾(宮地エンジニアリング)、松井 繁之(大阪大学)) 「ERPを用いた道路橋歩道拡幅構造の耐荷性能に関する研究」 本論文では、拡幅部の軽量化および高耐食化が期待できるガラス繊維強化プラスチック(Glass Fiber Reinforced Plastic)を使用した道路橋の歩道拡幅工法を考案し、実物大床版を使用した載荷実験と数値解析により構造性能の確認と設計手法の検討を行ったものです。 その結果、考案した構造が設計荷重に対して十分に安全な耐力を持ち、また、計算的手法により耐力の設計が可能であることを示しました。 今後は、実用化に向けた構造細目の設計方法の整備が期待されます。 |
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